備えあれば憂い無し! 家族で立てよう「いざというとき作戦」

みんなで防災・減災を考えよう!

地震大国といわれる日本はこれまで大規模な被害に見舞われてきました。
さらに近年、異常気象による急激な豪雨などで、大きな水害に見舞われることも身近に起きています。こうした災害から命を守り、被災したときに困らないよう、家族全員で備えを知り「いざというとき作戦」を立てておきましょう。

それぞれの違いが分かるかな?!

防災・減災・備災の違いを知ろう!

「防災」は、災害を未然に防いで被害を出さない備えのことです。しかし最近では、想定を超える災害に襲われることも多く、日頃から被害をできるだけ抑えるよう対策する「減災」が注目されています。さらに、災害は〝起こるもの〟として対処できるよう、事前に備えておく「備災」も重要と考えられています。

LINEのお友だちに聞きました

みんなの防災意識

普段から防災グッズを用意していますか?

お住まいの地域の避難場所やハザードマップを確認していますか?

ご家庭で災害時の対策等について、話をしていますか?

みんなで共有!減災の意識

減災は普段から、家族の身を守る「自助」、地域や近隣住民と協力し合う「共助」の意識を持つことからはじまります。地域の危険(ハザードマップ)を把握する、防災リュックなどを備えておく、家族で防災会議を行う、地域とのつながりを大切にしておくなど。また、災害に役立つアプリをスマートフォンに入れておくこともおすすめです。

●大雨に対する減災

普段から側溝や排水口は掃除しておきましょう。降雨量や河川の水位などの情報に注意し、天候が荒れる前に避難を。水没の危険がある地下や半地下は避けましょう。

●地震に対する減災

普段から家具を固定し、配置の工夫で「安全空間」を確保。揺れが治るまで頭を保護しつつ机下などに身を隠して落下物を避けます。揺れが治ったら退避。割れたガラスの中を歩いても平気なよう、スリッパや靴などいつでも使えるようにしておきましょう。

●防災リュックにはコレを入れよう!

防災リュックに入れるものは水、非常食、貴重品(現金、保険証など)、懐中電灯、モバイルバッテリー、簡易トイレ(成人用紙おむつ)、携帯ラジオ、乾電池、救急セットなど。

さらにこちらも!

●女性:生理用品、防犯ブザーなど
●赤ちゃん:母子手帳、紙オムツ、ミルク、おもちゃ、おやつなど
●高齢者:常備薬、折りたたみ杖、老眼鏡、入れ歯など
●ペット:エサ、トイレ用品、リード、キャリーバッグなど

ガスが使えない!?その時は試してみよう

ガスメーターには、ガスの使用中に地震などの大きな揺れや、ガス漏れなどの異常を感知すると、自動的にガスを遮断する機能があります。ガスが使えないときは、次のように対処してください。

ガスメーターの復帰方法

①赤ランプの点滅を確認します。

②復帰ボタンのキャップを回して外し、ボタンを奥までしっかり押してすぐ指をはなします。赤ランプが再び点滅します。キャップを元に戻します。

③ガスを使用せず、約3分間待ちます。この間はガスを使用しないでください。3分経過後に赤ランプの点滅が消えていればガスが使えます。

※正常に復帰しない場合は筑紫ガスへご連絡ください。

今回のまとめ

万が一に備え、普段からの準備は大切です。月に一度、賞味期限間近な非常食を食べて新しいものを補充する(ローリングストック)などし、災害について日頃から意識を高め、減災に繋げましょう。

pick up

エネファームとは、自宅で電気とお湯を同時につくりだす家庭用燃料電池のことで、停電リスク予測情報を入手した際に自動で停電に備えた発電をするため、停電時にも電気とお湯が使用できます。ガスに含まれる水素と空気中の酸素で発電し、このとき発生する熱でお湯を沸かして給湯器などに利用します。CO2の削減にもなり、省エネ。快適性と安心が備わったエネルギーシステムです。