目指せ!洗濯・乾燥マスター
家事を家族と分担する「家事シェア」が増加中。中でも洗濯は、〝洗濯機を回す〟〝洗濯物を干す〟〝たたんで収納する〟という作業があり、小さな子どもにも分担しやすい家事の一つ。今回は洗濯で、家族が役割ごとにできるコツやワザを紹介します。早速、みんなでやってみよう!
家族別お洗濯ガイド
自分のお気に入りを洗ってみよう!
【お父さん】ワイシャツ
- タグを見て、素材や家庭で洗えるのかなどを確認する
- 襟や袖口など目立つ汚れに洗剤の原液を塗布する
- 裏返しにして折りたたみ、洗濯ネット(シャツ1枚に30×33cm程度がオススメ)に入れて洗濯する
- 脱水後はすぐに取り出し、軽く振りさばいて形を整え、ハンガーに干して乾かす
【子ども】上靴
- ホコリや泥をブラシで落とす
- 中性洗剤を溶かした40℃のお湯に上靴全体を浸して2時間ほど放置
- ブラシで汚れをこする。細かい汚れは歯ブラシを使う
- ソールの汚れは水をたっぷり吸わせたメラミンスポンジでこすり落とす
- 流水でしっかりすすぎ、陰干しで乾かす
知らないとソン!洗い方の小技
ただ洗うよりも、汚れが落ちやすくなったり、衣類のダメージ予防にもなります。 試す価値あり!
- シャツ・靴下などの肌に直接触れる衣類:裏返して洗濯すると皮脂や汗汚れが落ちやすい。
- 食べこぼし:すぐに食器用の中性洗剤を塗っておく。
- ボタン・ファスナー・ホックが付いた服:閉じて洗うと洗濯物の傷防止に。
- 粉末酸素系漂白剤:洗剤にプラスすると汚れ落とし&除菌作用UP。
快適仕上げの3つのポイント
01 しわを伸ばしてから干す
洗濯が終わったらできるだけ早く洗濯槽から取り出し、上から下へ数回振りさばいて、しわを伸ばしてから干しましょう。衣類の水分を飛ばすだけでなく、アイロンをかける手間が省けます。ただし、生地が伸びやすいニットなどのおしゃれ着は、軽く伸ばす程度で。
02 干し方は逆U字を意識する
横から見たときに洗濯物が逆U字型(アーチ型)になるようにすると風が通りやすく、より早く乾きます。
03 干す場所も意識すると◎
部屋干しは濡れている時間が長くなることで菌が増殖し嫌なニオイが発生します。
エアコンやサーキュレーターなどで風をあてて、乾燥時間を短くしましょう。さらに干す場所は、風通しのいい廊下や吹き抜けの2階など、生活空間としてはあまり使わないスペースを活用してみましょう。
小さな子も参加!自分の服をたたんで収納する
洗濯物をたたむ作業は折り紙などの遊びに近いので、小さな子どもも参加しやすいのでは。〝早だたみ競争〟など遊びの要素を取り入れると、楽しくできそうですね。収納場所も、子どもの目につきやすい場所や出し入れしやすい位置などひと工夫することで習慣化させることもできますよ。
今回のまとめ
洗濯は、年齢別や役割ごとに、家族のそれぞれができることを分担できる家事です。小技を活用したり、ちょっとしたコツをつかんで、洗濯上手を目指しましょう。ひとりで頑張らない家事シェアで、家族のコミュニケーションにもつながります。
pick up
干す手間・取り込む手間が省ける衣類乾燥機はラク家事の強い味方
- 5kgの洗濯物の乾燥が約52分(電気式の約3分の1)で乾くので、家事の時間を大幅短縮。
- 嫌なニオイの元「モラクセラ菌」を抑制。生乾き臭の心配なし。
- パワフル温風が衣類の繊維を根元から立ち上げるのでふわふわ快適な仕上がり。
- 1回あたり約47円で経済的。(※筑紫ガス料金単価にて算出)
- 靴の乾燥もお任せあれ。
- 花粉やウイルス除去にも効果を発揮!