汚れがゆるんでいる︑今がチャンス!

ラクラクきれい!冬の大掃除の前に〝秋のお風呂掃除〟

 お風呂掃除は、本格的に寒くなる前の秋に行うのがベストって知ってましたか?夏の暑さで汚れがゆるみ、水温も高いので汚れ落ちもよくなります。年末の慌ただしさもなく、気持ちにゆとりを持って掃除に取り組めるのもポイント。早速、家族みんなでやってみましょう。

ここがポイント!

秋のお風呂掃除のメリット

浴室に溜まった頑固な汚れも暑さでゆるんでいる今がチャンス!
軽い力でも落としやすく、一度汚れをリセットしておけば、その後の汚れも付きにくくなりますよ。さらに、寒い時期の冷たい水仕事に比べて秋の方がずっとラク。水温が高いのでお湯を使っても、冬に比べて光熱費もさほどかさみません。

水まわり汚れの種類と掃除方法

例)蛇口や鏡にできる白いウロコのような汚れ

水道水に含まれるミネラル分が固まったもの。酸性のクエン酸で中和し、汚れ落ちをよくしましょう。

クエン酸
キッチンペーパー
スプレーボトル

(1)スプレーボトルにクエン酸水(クエン酸小さじ1杯+水200mlが目安)を作る。
※汚れ具合で濃さを調整
(2)クエン酸水をキッチンペーパーに吹きかけ、水アカの部分に貼り付ける。
(3)1時間ほど置いたあと、ペーパーで拭き取る。

例)浴槽や洗面器に付く皮脂汚れ

弱アルカリ性の重曹で解決です。人体にやさしく、使いやすいのも魅力。入浴剤代わりに少し加えておけば、汚れがつきにくくなります。

重曹
スポンジ
ブラシ

(1)残り湯が冷めないうちに、浴槽に重曹1カップを入れてよく溶かす。
(2)洗面器や風呂イスなども一緒に重曹液に浸けて一晩置く。
(3)翌日、水を抜いてスポンジやブラシでこすり洗いし、しっかりすすぐ。

お風呂にカビが発生しやすい理由は…

カビは、あたたかくて水分や栄養のある環境が大好き。

温度が20〜30℃、湿度が70%以上になると、汚れや石けんカスを栄養に換気不足のお風呂場でどんどん増えます。

梅雨はもちろん、意外と秋もカビにとっては快適な季節。気を抜かずに対策をしっかりしましょう。

壁面や天井にも…

効果的な場所別掃除法

まずは浴室の換気扇を回し、浴室が乾燥している状態でカビ取り剤でカビ取りをします。その後、浴室全体にシャワーで40〜50℃程度のお湯をかけて汚れをゆるめてから浴用洗剤で掃除しましょう。

浴用洗剤でOK。

汚れがひどい場合は、パーツを分解してクエン酸水(クエン酸大さじ1にお湯1L)に10分ほど漬け込んで洗う。

取り外して分解したパーツを水で洗い流す。ほとんどの汚れがホコリなので水だけでOK。仕上げにアルコールをスプレーしてカビ予防に。

目に見えるゴミを取り除き、目皿とヘアキャッチャーを外す。排水口のパーツを浴用中性洗剤でスポンジやブラシなどでこすり洗いし、水で流す。

ドアの内側や鏡の水アカは、クエン酸水を吹きかけて拭き取り、しっかり水で洗い流す。ドアのレール部分はホコリを取り除き浴用洗剤を吹きかけ2分ほど放置したら水で流す。

スポンジに洗剤を染み込ませ、それぞれをこすって10〜15分ほど放置する。天井など高い場所には、柄の長いフロアモップの先にマイクロファイバークロスを取り付けて使用するのもオススメ。一気に水で流し、水切りワイパー(スクイージー)やタオルで水分を拭き取る。

今回のまとめ

まず考えたいのが「汚れ防止」。浴室の汚れを付着させないためには乾燥している環境を作るのが効果的。24時間換気扇を回しておくか、浴室暖房乾燥機を使って乾燥した環境を保つようにしましょう。汚れはいずれも中和して落とすとGood。少し熱めのお湯(45℃程度)で洗剤を流しましょう。入浴後毎回、浴室全体にまず50℃以上のお湯をかけ、次に水をかけて冷やすことで、黒カビ予防に!

大事なのは「汚れ防止」と「汚れの種類」を知ること

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