検針の方法とガス料金の仕組みについてGas

検針方法について

検針地区ごとにお客さま宅の毎月のガスのご使用量を算定するため、定期的にガスメーターの検針をさせていただきます。お客さまがお住まいの区域を、あらかじめ当社の検針地区毎に分けさせていただきます。

  • ‧検針地区毎に毎月1度検針を行います。
  • ‧使用量の単位は、立方メートルとします。検針は小数点以下の端数は読みません。

早収料金と遅収料金

ガス料金には早収料金と遅収料金があり、以下のとおりです。

早収料金 早収料金は検針日の翌日から20日以内(早収期間)にお支払いいただく場合に適⽤される料⾦です。
遅収料金 遅収料⾦は早収期間経過後にお⽀払いの場合の料⾦で、早収料⾦を3%割り増ししたものです。なお、遅収料⾦と早収料⾦との差額(遅収加算額)は翌⽉以降の料⾦とともに⽀払っていただきます。 ※検針⽇の翌⽇から50⽇を経過してもガス料⾦をお⽀払いいただけない場合は、あらかじめお知らせの上ガスの供給を停⽌させていただくことがありますのでご注意ください。

ガス料金のしくみと計算方法

ガス料金は、月ごとのご使用量に応じて一定額お支払いいただく「基本料金」と、1m³あたりにお支払いいただく「従量料金」を合計した金額です。

計算⽅法

※原料価格の変動にあわせて、調整単位料金を毎月調整しています。
※原料費調整制度とは、為替レートや原油価格の変動による原料価格をガス料金 に反映させる制度です。
都市ガスの原料であるLNG(液化天然ガス)とLPG(液化石油ガス)の輸入価格 (貿易統計実績値)をもとに算定した平均原料価格が、調整のもととなる基準平均 原料価格を上回り又は下回る場合に、その差額(原料価格変動額)から調整単位 料金(円/m³)を算定し、ガス料金を調整する制度です。

原料費調整制度による調整額の算定方法

  1. STEP1

    平均原料価格(貿易統計値の3ヶ⽉間平均値)を算定します。

    平均原料価格=LNG平均価格(円/トン)×0.9541+LPG平均価格(円/トン)×0.0502

    ※10円未満端数四捨五⼊
  2. STEP2

    平均原料価格との変動額を算定します。(原料価格変動額)

    原料価格変動額=①平均原料価格-基準平均原料価格

    ※100円未満端数切捨て
  3. STEP3

    調整額を算定します。

    調整額(1m³ あたり)=0.084円×②原料価格変動額∕100円×(1+消費税率)

    ※⼩数点第3位以下の端数は切り捨て
  4. STEP4

    単位料⾦へ反映します。

    調整単位料⾦(1m³ あたり)=基準単位料⾦+③調整額

    ※調整額は平均原料価格が基準平均価格未満の場合は、マイナスの値で計算いたします。

原料費調整制度による調整額算定に使⽤する係数

基準平均原料価格 46,100(円/トン)
LNG構成⽐率 0.9541
LPG構成⽐率 0.0502