サウナ×ガス

忙しい毎日に“ととのう余白”。筑紫野おすすめサウナ3選とおうち温冷交代浴

 近年、心身ともにリフレッシュできる場所として注目を集めているサウナ。筑紫野エリアには、サウナ好きがわざわざ足を運ぶ温泉施設が充実しています。今回はその中から、KU・RA・SHI読者にぜひおすすめしたい3つの人気サウナをご紹介します。さらに記事後半では、自宅のお風呂で“ととのう”ための入浴法についても解説します。

筑紫野エリアのおすすめサウナ3選

気分はまるでバリのリゾート「筑紫野温泉 Amandi(アマンディ)」

「筑紫野温泉 Amandi」の自然豊かなバリ島の極上スパリゾートをイメージした大浴場

 2025年ニフティ温泉ランキングにて、福岡県総合1位をはじめ数々の賞を獲得した「筑紫野温泉 Amandi(アマンディ)」。地下約1,200mから湧き上がる弱アルカリ性の天然温泉で、バリ風デザインの館内は、まるでリゾートを訪れたかのような雰囲気です。

 和風とバリ風の2種類に分かれている大浴場は、それぞれ源泉かけ流しの湯や露天風呂などバリエーション豊かなお風呂がそろっています。毎週月曜日に男湯と女湯が入れ替わるのも特徴です。

 フロント主任の北村由樹さんは「さまざまなイベントを実施したり、無料巡回バスをご用意したりと、地域の皆様に愛される施設を目指しています」と語ります。

大きな窓から、庭の緑を眺められるドライサウナ。温度は男湯約90℃、女湯約88℃の設定

 サウナは遠赤外線型のドライサウナと塩サウナの2種類。2025年にドライサウナのヒノキ材の全面張り替えを行い、木の香りがやさしく広がります。

 「サウナ用のうちわが人気で、仰ぐとしっかりとした熱波を感じられます。ドライサウナは3段構造なので、入るたびに座る位置を変えながら、何度も楽しまれる方が多いです」と北村さん。

フロント主任の北村由樹さん「清潔感にもこだわり、定期的なサウナタオルの交換や、サウナタオルの上に置くサウナマットのご用意もあります」

 サウナ→水風呂→休憩を繰り返すことで気持ち良くなる状態、通称「ととのう」を目指す方にとって欠かせないのが、外気浴や内気浴をするための休憩スペース。特に人気なのが和風露天風呂の外気浴スペースです。清流のせせらぎを聞きながら、サウナ好きに人気のダックチェアや寝そべり椅子に座って過ごす時間は格別です。

全59席を備える岩盤浴は、ゆったり過ごせる広さで利用者も多い人気エリア

 広々とした水風呂は1,200ppmの高濃度炭酸泉の珍しい仕様。肉眼では見えにくいほどのきめ細やかな泡が溶け込んでいます。

 館内の食事処「囲み家」では、サウナ飯も充実しています。人気はボリューム満点の「からあげ膳」(1,300円)や「牛カルビ膳」(1,500円)。売店では「サウメ」や「サウナエール」といったサウナドリンクも販売されています。

大ぶりの鶏からあげが5個入っており、食べごたえ抜群の「からあげ膳」
牛カルビ丼にからりと揚がった天ぷらと茶碗蒸しが付いたお得な「牛カルビ膳」

洗練されたサウナと美食が楽しめる「筑紫野 天拝の郷」

広々とした天然温泉の大浴場。男湯の露天風呂からは太宰府や宝満山まで雄大な景色が一望できる

 自然豊かな天拝山の中腹に位置する「筑紫野 天拝の郷」。地下1,500mから湧き出る天然温泉をはじめ、ビュッフェが人気のレストランや宴会場も備える人気の温浴施設です。

 男湯にはセルフロウリュサウナとドライサウナ、女湯にはオートロウリュサウナと塩サウナがあり、月に一度、定休日明けに男女が入れ替わります。

セルフロウリュサウナ「さうな天満宮」。空気の対流の影響により、ストーブの横よりも入口付近の方がより熱さを楽しめるとの声が多いという

 神社をモチーフにしたセルフロウリュサウナ「さうな天満宮」は、暗めの照明の中、雅楽が静かに流れており、サウナに没入できる雰囲気が漂います。柄杓と手桶が備えられており、自分でサウナストーンに水をかけられるのが魅力です。室温は約88℃ながら、上段では体感温度が100℃を超えるともいわれています。

女湯限定でサウナ内に寝転んで入る「寝ロウリュ」を体験できるイベントも。リラックスできると人気

 ドライサウナ「さうな鎮守の杜」は、蒸気が循環しやすいように天井が斜めに設計されており、壁や天井まで木材のレッドシダーが敷きつめられています。女性サウナのオートロウリュは、全国的にも珍しいサイドロウリュ式で、側面から15分に1回、上部から1時間に1回、自動的に蒸気が発生します。

温浴部副支配人の宮田寛之さん。「衛生管理も徹底しており、毎朝専門のスタッフが約3時間かけて清掃しています」

 温浴部副支配人の宮田寛之さんは「天然水を使用した水風呂や、抜群の眺望を誇る外気浴『ジェットストリームととのい』をぜひ体験していただきたいです」と語ります。

 また、サウナ飯の満足度が高いのも魅力のひとつ。自然食ビュッフェレストラン「姫蛍」では、シェフこだわりのメニューが約60品も揃い、専属パティシエが手掛けるスイーツがショーケースにずらりと並びます。

北海道フェアや九州フェアなど3ヵ月ごとに内容が変わるフェアメニューが好評の自然食ビュッフェレストラン「姫蛍」
手作りのスイーツもショーケースにずらりと並ぶ

 人気メニューは、提供直前に一杯ずつ泡立てる「泡系濃厚鶏白湯ラーメン」。アサリと焼きアゴの旨味たっぷりのスープは、濃厚でクリーミーなのに、後味は軽やか。厳選した小麦を使用した特注の細麺がスープにしっかりと絡みます。ビュッフェでは専用サイズで楽しめるほか、カフェ&ラウンジ「空と月」では単品注文(並880円、大1,030円)も可能です。

「泡系濃厚鶏白湯ラーメン」のトッピングの鶏チャーシューは、厳選した国産鶏肉を低温調理でしっとりとやわらかく仕上げてある

 サウナドリンクのラインナップも多彩で、飲み物を2本以上購入すると氷入りジョッキの無料貸し出しもあります。

地獄熱波&水風呂ホッピングでととのい尽くす「筑紫の湯」

寝転んで楽しめる「寝湯」や「水素風呂」が人気の露天風呂。露天・内湯ともにテレビ付きでゆったり過ごせる

 九千部山の伏流水から湧き出す「ちくしの天然水」を使用したリゾート温泉「筑紫の湯」。スポーツレジャー施設内にあり、「炭酸美泡の湯」や「ブラックシリカの湯」など、バラエティ豊かなお風呂が楽しめます。

副支配人の伊藤ゆかりさん(右)、店長の竹下武史さん(左)「ちくしの天然水は検査基準50項目をクリアした高品質な水質で、肌当たりのよさが好評です」と伊藤さん

 中でも人気なのが、男湯のオートロウリュサウナ 「地獄熱波」です。副支配人の伊藤ゆかりさんは「10分に1度、3本のダクトから熱波が10分間吹き出し、室温は通常の約90〜95℃から、最高約110℃まで上昇します」と話します。また、サウナから出た入口には「スコールオアシス」と呼ばれるミストでリフレッシュできます。
 このほか、女湯限定でアロマソルトを設置した「美容塩サウナ」や、ソロサウナ付きの家族風呂も用意されています。

内湯には広々とした寝転びスペースも

 店長の竹下武史さんは、イベント時には熱波師としても登場します。「イベント限定ですが、強力なブロアー(送風機)を使って、サウナ室いっぱいに熱風をお届けしています」と話します。

水風呂が苦手な方からも「これなら入れる」と好評のぬる湯

 天然水を使用した水風呂に加え、水温25〜30℃の「ぬる湯」があり、サウナ→水風呂→ぬる湯の順に入浴する「水風呂ホッピング」は、極上のととのい体験ができると好評です。

 食事処「ランチカフェ筑紫亭」では、バリエーション豊富なサウナ飯を楽しめます。一番人気は「あつあつホルモン茶そば&原田のたまごセット」(1,480円)。アツアツの鉄板で香ばしく仕上げた茶そばに、濃厚なホルモンがベストマッチ。原田産の生たまごと炊きたてごはんがセットになった満足度の高い一品です。

ホルモン茶そばとたまごかけごはんの両方を楽しめると人気の組み合わせの「あつあつホルモン茶そば&原田のたまごセット」。常に炊きたてのごはんを提供できるよう、こまめに炊飯しているという

 さらに、副支配人の伊藤さんが考案した「地獄熱波焼き」(1,280円)は、やわらかくジューシーな豚ハラミに、ニンニクとピリ辛味噌を利かせた「地獄熱波ソース」が食欲を刺激します。福津直送の天然真鯛を贅沢に使用した「鯛茶漬け」(1,380円)もおすすめです。

人気サウナ<地獄熱波>をフードで表現した「地獄熱波焼き」は、ごはんがすすむガッツリ系サウナ飯
福津から直送される天然真鯛がたっぷり入った「鯛茶漬け」は、まずはそのままで食べて、後から出汁をかけて食べるのもおすすめ

 サウナドリンクは、オロナミンCとポカリスエットを合わせた「オロポ」などを、氷入りのジョッキで自分好みに作れるのも魅力です。

3施設のサウナ特徴まとめ

 ここまでご紹介した3施設は、サウナの特徴や休憩スペースなど“ととのい方”もさまざま。ポイントを一覧でまとめましたので、参考にしてみてください。

メインサウナの特徴サウナ温度(目安)水風呂休憩スペース
アマンディ・遠赤外線ドライサウナ
・ヒノキ張り
・サウナ用うちわ有
男湯約90℃
女湯約88℃
高濃度炭酸泉
約18℃
・緑豊かな外気浴が人気
・寝そべり椅子有
天拝の郷・ドライサウナ(さうな鎮守の杜)
・アウフグースイベント有(不定期)
男湯約88℃
女湯約87℃
天然水
約15.5℃
・眺めのよい外気浴スペースに注力
・「眺望ととのいイス」が人気
筑紫の湯・遠赤外線ドライサウナ
・オートロウリュ有(男湯のみ)
男湯約96〜110℃
女湯約80〜85℃
天然水
約17.5℃
・室内外どちらも寝転べるスペース有
・インフィニティチェアなど多数設置

忙しい毎日に取り入れたい、自宅でととのう入浴法

おうちでサウナ気分を楽しむ「温冷交代浴」

 たくさん汗をかいてリフレッシュできるのが魅力のサウナ。サウナには、体が温まることで血行が促される「温熱効果」があり、筋肉のこわばりがやわらぎやすくなるほか、疲労回復やストレス解消、リラックス感につながるといわれています。

 おうちでもサウナを再現できたら…と感じる方も多いのではないでしょうか。実は入浴方法を工夫することで、サウナに入った後のような心地よさを感じることができます。さらに自宅なら、周りを気にせず本を読んだり、好きな映像を流したりと、その日の気分に合わせて“自由なバスタイム”を楽しめるのも大きなメリットです。

 手軽な方法としておすすめしたいのが「温冷交代浴」です。湯船に浸かって体を温めしっかり汗をかき、その後に冷水シャワーを浴びる…これを交互に繰り返します。温浴は副交感神経、冷浴は交感神経にそれぞれ作用するといわれており、リラックス効果や疲労回復などが期待できます。

 忙しい日常の中で無理なくできる「ととのう習慣」のひとつとして、取り入れてみるのはいかがでしょうか。

手軽にできる、温冷交代浴の入浴方法

STEP.1 入浴前にしっかりと水分補給を行います。
STEP.2 40~41℃前後の湯船に浸かり、汗ばむ程度に全身をしっかり温めます。(約2〜3分)
STEP.3 一度湯船から出て、約25〜30℃の冷水シャワーを、心臓から離れた手足にかけます。(約30秒〜1分)。
STEP.4 STEP.2〜3を3〜5セット繰り返します。
STEP.5 最後は必ず湯船につかってから、上がりましょう。水分補給をして体を温めたら終了です。

おうちサウナをするなら、浴室暖房乾燥機の活用を

浴室暖房乾燥機の使用イメージ(提供:リンナイ)

 自宅で温冷交代浴を行う際に、あると便利なのが浴室暖房乾燥機です。浴室暖房を利用して、浴室内の温度をできるだけ上げることで、体が温まりやすく、 “サウナ風の環境”に近づけられます。ガス式の浴室暖房乾燥機であれば、浴室内を約40~45℃まで暖めることができるため、じんわり汗ばむような環境に近づけやすいのも魅力です。

 浴室の天井に四角い吹き出し口や、壁に「暖房」「乾燥」といった表示のリモコンがあれば、浴室暖房乾燥機が備わっているサインです。意外と身近な設備なので、一度確認してみるのもよいかもしれません。

 具体的な手順としては、浴槽にお湯を張り始める前から浴室暖房を最高温度に設定し、20〜30分ほど浴室を暖めます。入浴中も暖房をつけたままにすると湯気が浴室内にこもりやすくなり、高温多湿の状態に近づくため、よりサウナに近い雰囲気を感じやすくなります。入浴前に少しだけ暖房を入れておくと、湯気に包まれるような心地よさが生まれ、よりリラックスした時間につながります。

 また、浴室暖房で浴室内を暖めておくことで、ヒートショック予防や湯船から出た際に急激に体が冷えるのを防ぐのにも役立ちます。

注意事項

温冷交代浴は効果的ですが、刺激の強い入浴法です。以下の注意点を守り、無理のない範囲で行いましょう。

・持病がある方・高齢者は控える:
高血圧や心疾患など持病のある方、高齢者などは体への負担が大きいため、実施を控えるか、事前に医師へ相談してください。

・長時間・無理は禁物:
長時間の入浴や無理な温冷交代浴は、体調不良の原因となることがあります。

・避けたいタイミング:
飲酒後や就寝直前、食事直後、体調が優れないときは控えてください。

・体調の異変:
めまいや動悸を感じた場合は、すぐに中止してください。

・水分補給:
入浴前後はもちろんのこと、入浴中も水分補給をしてください。

・無理をしない:
無理をせず、ご自身の体調に合わせて行ってください。

サウナで、おうちで、ととのってみませんか?

 以上、筑紫野エリアのおすすめサウナ3選と、自宅でできる「ととのい入浴法」をご紹介しました。サウナでしっかり汗をかいて楽しんだり、おうちでじっくりととのったり、ご自身のペースでととのう時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。




<SHOP DATA>

◆筑紫野温泉 Amandi(アマンディ)

住所/福岡県筑紫野市原田832-1
営業時間/10:00~24:00(受付/23:00)※日・祝のみ朝風呂あり(7:30~10:00)

◆筑紫野 天拝の郷

住所/福岡県筑紫野市天拝坂2-4-3
営業時間/大浴場 10:30〜24:00(受付/23:00)、家族風呂 10:30〜24:00(受付/23:00)

◆筑紫の湯

住所/福岡県筑紫野市筑紫973
営業時間/(平日)10:00〜25:00(土)9:00〜25:00(日・祝)7:00〜25:00 (※受付/24:00)

























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